いろいろ雑記

思いついたことを適当に書きなぐる感じ

劇場版『名探偵コナン ゼロの執行人』観てきたよ(ネタバレ)

劇場版『名探偵コナン ゼロの執行人』観てきました。
ちなみに私はコナンは
・漫画は初期とキッド回のみ
・アニメは初期に何話かとキッド回のみ
・劇場版は迷宮の十字路以降はすべて映画館鑑賞。DVDも含めたら全部観てる
状態です。どちらかといえばまじ快厨笑

そんな感じなので、実は安室の存在を知ったのは純黒。純黒見たときは「・・・・誰???さも当然のように溶け込んでいるけど、誰!?!?!?!?!?!?!」状態でした。
お恥ずかしい。
もちろん「ガンダムかよ!」とも思ってましたが、そのツッコミは数年遅れであったようです。
古谷さんは「探偵たちの鎮魂歌」で出てたじゃーん、とも思ってました笑
一緒に見てた友達はそこで安室くんにズッパまり。元々シャアオタで赤井が好きな人だったので、みるみるうちにあの界隈にハマっているのでした笑
私はハマりませんでした笑

そんな感じで、友達はすっかり安室ヲタなので、からくれないのラストの次回劇場版予告で古谷さんの「ゼロ」が響き渡った時、友達をばっと見てしまいましたねぇ笑

ここまでが前提。

「ゼロの執行人」私が偉そうに星5つで評価します!ここから先はネタバレも普通に含みますぜ!

ストーリー:★☆☆☆☆
作画:★☆☆☆☆
ごく稀にある神作画:★★★★★
安室氏のカッコよさ:★★★★★★★★★★★★★★★★

こんな感じかな!!!笑

正直ストーリーについてはコナン映画にしては珍しく「ツマンネ・・・」と思ってしまいました。
作画も、コナンは例年悪くないのに、ひどすぎる。
ヒキの絵とか本当にひどい。ワンピ映画(これも作画ひどい事多い)を見てるのかと思ったよ!!!
後半の日下部氏とのチェイスシーンの自動ドアのところとか、モッタリし過ぎてびっくりしたよ!!!

その代り、気合入ってる所は半端無くて、ラスト付近の安室氏のキメ台詞を言いながらの運転シーンの手の動きの滑らかさは異様でしたけれど。バランス悪すぎなんじゃ。

安室氏は個人的には髪の作画に違和感があるのがデフォですが(キービジュアルですらなんか違和感がある)、ごく稀にある神作画シーンのみは「ああ、この髪型も書き方によっては違和感ないしかっこいいじゃん」って感じでした笑
雨のシーンは「うわ!かっこいい!!!」って感じでしたし、そこがピークなのかと思いきや・・・
あのキチったドライビングシーン・・・あのオスみすごかった・・・かっこよかった・・・
特に安室氏のファンじゃない私でもあのシーンはたまらんかった!特に安室氏のファンではないのでもしかしたら「ファンの思うかっこいい安室」とは別かもしれないけど、友達も喜んでたからきっとそんなに離れてないんだと思う。
あのシーンだけは何回でも見たい。でも、ストーリーがとにかくつまんなかったから再度見るのはためらうなぁ。
毎年のコナンなら面白いから何回でも行けるのになぁ。
今年のコナンは気持ちに余裕がありすぎて「はいはい、ここから蘭ねぇちゃん危機のターンね」とか思っちゃったよ。


理解しきれてない部分もたくさんあるので、また見てじっくり考察したい気もするんだけれど・・・
あとは箇条書きで

オリキャラでは日下部さんが好き。最近おじさん好き。
・羽場くんの大暴れエピソードは「正義を愛するあまり」なんてとても思えなかった。あんな人に裁判官になって欲しくないから落ちてよかった
・なんでキョーコ先生は羽場くんが公安検察の協力者だった事を知った時に「公安検察」に対して異様に憎んでる風だったんだろう
・自分だって警視庁公安の協力者なのに???
・つか、キョーコ先生が公安の協力者になった理由は?羽場くんの復讐のためかと一瞬思ったけど、羽場くんが死ぬ前から協力者だったよね
・羽場くんとキョーコ先生は好き合ってたのだろうか?両片思いにしても、キョーコ>>>>>>羽場って感じだ
・日下部さんと羽場くんの絆に比べたらキョーコ先生の羽場、風見など各方面との絆は・・・
・そんな感じだったので「私が選んだのよ!」ってブチ切れるキョーコ先生のことも「フーン」って感じだった
・シーンさえよければいいセリフだと思うんだけど
・羽場くんが合成映像だったのにはガッカリだぜ。「よくもだましたアアアア!!だましてくれたアアアアア!!」って気持ちだったぜ。
・そこらへん命かけて欲しかった。勝手だけど。
・子供たちが日本を守った的な台詞と、安室の日本大好き台詞が言いたかっただけの映画な気がした
・安室が人をコロしてると風見さんが震えるシーンでは「え、今更なのでは?」などと思ってしまった
・公安は脱法してナンボだと思ってるので・・・(それが悪いか良いかはさておき、です)
・まさかIOTテロとは・・・って、これわかりやすくねぇか???IOTテロなんて語られ尽くしてねぇか???私でもわかってたよ?????
・テロのトリックの解明部分が「はぁ?」って感じだったので、何のために小五郎さんを巻き込んだのかちょっとわかんなかった
・岩井統括検事が嫌な女なのはわかるんだけど、なんで岩井統括検事は突然出世したの???
・きっと例の事件の事でなんかいいカンジに根回ししたんだろうけれど、それが事件に直接的に絡んでこないのが(きてるかもしれないけれどわかりにくいのが)ものすごい気持ち悪い。
・岩井統括検事警察庁公安に協力者の事を話す→警察庁公安が羽場を良いカンジにする→警察庁公安に恩を売ったので出世???
・それだと恩を売ったことにならない気もする。警察庁公安の違法作業の口止めに出世?
・ただ、きっと岩井統括検事は、自らの違法作業に自らでケリを付けられる女なんだろうな、とはなんとなく思った笑
・もしくはただの強きモノに迎合して生きてるだけの女か
フクヤマの曲はしょっぱな♪真実はいつもひとつ♪で「フクヤマなに歌ってんねん!!!」って思ったけど、本人作詞だし結構ノリノリなんだろうか笑
・古谷さんの声のツヤはいつまでも失われないなぁ。ほんと凄い。今でも普通に星矢ちゃんできるよね・・・
阿笠博士と哀ちゃんのやり取りは好みだったのでそこは許される
・私は阿笠哀(哀阿笠)の熟年夫婦を応援しています
・個人的にはやぶさ帰還に思い入れがある派なので、今回は似たエピソードが取り上げられた事はうれしかった…って言うと思う?
・正直いやだった。ついでみたいに取り上げられて、あの悲しいシーンを再現されて、しかも仕方ない事とはいえやるべきことをまっとうできず、あの超高速のカプセルを爆風で飛ばすっていう荒唐無稽なハナシになり、しかもカプセルは暴走するっていう
・思い出が穢れた気がする(あくまで個人的な感想です)
・結局サミットはどこで開催されたんだよ。どうせならサミット自体も危機に陥れよ
・つーか、日本の信頼と威信落ちまくりだろこのサミットの時期にこんな大事件あってさー
・映画だから規模の大きな事をやりたいのはわかるんだけど、そろそろもうちょっと身近な感じにして欲しい。コナンの世界の経済的損失がそろそろ心配です。
・ダムが破壊されたりスタジアムが燃え落ちたりビルが倒壊したり遊園地の観覧車がコロコロしたり
・鈴木財閥のお嬢様も庶民と一緒に避難するんだな、などと思ったり。

 

以上!

キチってる安室くんを切り出してガラスのケースに保管したいって感想でした!!!

「オリエント急行殺人事件」を観てきた話

1/1に見てきたんですよ。2017年版オリエント急行殺人事件
ひとりで。
ええ、ひとりで。
まぁ、映画の一人なんてよくあることなんですけれど(おひとりテーマパークだって経験済の兵なので)、今回起きたことをざっと経緯を説明しますと。
去年の夏前、GWごろだったかなー。友達と映画を見に行った時にトレイラーを見たんです。
ああ、パイレーツオブカリビアン 最後の海賊を見たときだったかも。
それまでは撮ってることも知らなくて、トレイラーを見て「これはよさそうなのでは!?」と思いました。
友達もそれは同じで、映画館の隣の席で「いいね!」みたいな雰囲気になっていたわけですよ、声を出すわけではないですが。
それはもう「これもいっしょに観ようね!」の雰囲気だった。満場一致でそうだったはず。
ジョニデも出てるし。
余談ですがパイレーツオブカリビアン 最後の海賊はすごく良くて、なにがってりんご船長が素晴らしくて、そりゃあ泣きまして。
なんで?なんで最後に「待たせたな」みたいな感じで再登場にならないの?絶対今も航海してるのに!なんで映さないの!?!?バカ!!!!!!!!
と泣きぬれながら思ったものです。
と、観た後でそんな感想を言いながら「オリエント良さそうだよね!」と言葉も交わしたわけですよ。
これはもう、結婚じゃないですか(違)
で、12月に公開されたのを知ったので「公開されたよ!」と連絡したところ

「別の人と見る約束がある」

ぁぁぁぁぁぁあああぁぁぁあぁぁぁあぁあぁああ?????


まぁ、女同士の縮図みたいな感じでネタにはなるよね!泣いてないよ!


で、オリエント急行殺人事件
面白かったー!もちろんオチは知ってるのですが詳細は忘れていたのでもうドキドキしました。
正直、映画の感想としてはこれくらいで(面白い!以外言うこともそんなに無いですよね。特に娯楽大作みたいなやつは)、前段部分が一番書きたかったことです笑

印象的なのはミシェル・ファイファー。美しくてセクシーですごい素敵でした。
芯のある女性素敵。
私はあまり彼女の出ている映画を見る機会が少なくて、ヘアスプレーで見たときに「こんな有名できれいな人がこんなコメディをガチでやるのか!!!」と衝撃を受けたものです。歌も素敵だったし。
それ以来ぶりに見たのですが、セクシーな色気のある大人の女性ってほんとうに素敵ですね。

映画自体には批判も多いようですが、見かけたのは「昔の映画からなにも変わっていない」
それは確かに…でも、きれいな映像で撮りなおしたということは価値があったと思うな。
豪華キャストで。こういうリッチなのもいいじゃないか、と。

女人禁制のはなし

2017年後半からいろいろと話題が尽きない大相撲ですが、先日の巡業で女性が土俵に上がった事でいろいろありましたね。
あの伝統が明治からっていうのは驚きました。あと、女性相撲禁止のいきさつが「海外に野蛮に思われたくない」が発端だという説は皮肉ですよね。
https://www.danshihack.com/2018/04/05/junp/sumo-women.html
https://www.huffingtonpost.jp/2018/04/04/sumou-woman_a_23403382/
自分で一次文献あたってなくて申し訳ない感じ。

個人的には、女人禁制みたいなの、嫌いじゃないです。
なんでも平等、なんでも効率、なんでも論理的、みたいなのって逆に狭苦しいというか。
めんどくさい非論理的な変できゅうくな伝統こそが文化的醍醐味だなぁって思うわけです。

私は神社大好き&いなかが長崎なので九州の神社を巡ったりした事が何度かあります。
福岡の宗像大社はその中でもとても結構お気に入り。前に中津宮に行った時は、たまたま天気に恵まれて遠く沖ノ島が見えてとてもうれしかったです。
福岡・宗像大社沖ノ島は厳格に女人禁制。というか、島に上陸できる人を制限しています。たとえ男であっても高い倍率を潜り抜け、なかなかシンドイといわれる禊を行って初めて上陸できる場所。
でもそれでいいかなと。
私だって、ちょっとは「あーここで日本海海戦観ちゃったんだー」とか思いたいですよ。
神社だけじゃなくて島も好きなので、4方海!ぽつねん!みたいな島に行きたい気持ちもあります。
でも、沖ノ島は女人禁制で、私は上陸できないけれどその伝統を守っているっていうのがロマンだと思っているので、私はそれでいいんです。

昔、ちょっとだけ発破に関係ある仕事をしていて資格を取ったんですよ。
で、せっかくだから現場を見せてくれるって話になったのですが(実現しなかった)「山の現場は無理」
ゲン担ぎというか、山の現場に女性は禁忌なんですよね。
すっごいトンネル掘削とか見たかったけれど!でも、そういうの嫌いじゃないのでちょっとニンマリしました。
まぁ、私はなんとなく興味があって資格取っただけなので、プライド持ってる人には耐え難い事かもしれませんが。
あと、めっちゃくちゃ怖がりなので、山の現場とか行ったらチビるかもしれません。犬鳴村伝説とかガチで怖い人なので。


ただ、女人禁制だ!というのであれば、そしてある程度危険な格闘技・スポーツの面を鑑みれば、男性の医者や看護師などの即対応できる人が審判の横に控えとくとかしときゃよかったんですよ。
倒れた舞鶴市長を囲んでいる男性陣、素人目に見た感じでは何もできてないですよね。救命士(?)さんが来るのもまぁまぁ時間かかってる。
そこらへんのワキが甘いのに「伝統じゃ!」って言うのは片手落ちっていうか、カッコワルイですよね。
女人禁制の世界だからっていう、現代において批判されやすい体制を維持したければ、ツッコミどころを無くす努力は不可欠。
それをしていなかったのに、あからさまに救命作業中の人に「女性は降りて」ってアナウンスをするのはそりゃあ批判されて仕方ないですよね。
そんなことしてるから、直後に宝塚市長が「女性だから上がれない!」って大手を振って言うわけじゃないですか。
私は「便乗するのはいかがなものか」って思うけれど、そう言いにくくなっちゃったのは事実。

まぁ、体制は変わりそうにないですけれど、これからも伝統を守っていきたい気持ちがあるならば、そこらへん身を守るテクニックとして頑張って身に付けた方がいいんじゃないのかなー、と思ったのでした。
他の女人禁制だけではなく、なにかを禁制にしている施設のみなさんには、ぜひリスクマネジメントをしていただいて、よくわからないけれどロマンのある文化を守っていただきたい所存でございます。

グレイテストショーマン観てきた感想

観てきました!
なんか評判だし、泣けるっていうし、ミュージカルファンなら絶対!って評価を見たし、ヒュー・ジャックマンのお歌が素晴らしいのは知ってるし。

 

観た直後の感想としては「クズ男の一生やった…」でした(笑)
いや、クズなだけではない、立派な人だとは思いますよ?
でも、最初の感想はそんな感じ。


正直私はハマりませんでした。面白かったですけれどね!
始まって1時間もしないうちに成功しちゃって「ここからどう崩れるの?どうなるの???」とハラハラしまくってたので疲れてしまったのもあるのですが(笑)、なんだろう普段なら大好きな「唐突に始まる歌と踊り!ザッツエンターテイメント!」な部分がちょっと受け止めきれなかったのかな(笑)

 

観る直前に見た感想で「ヒュー・ジャックマンザック・エフロンを口説くシーンがヤバイ」みたいなのがあったので期待してたのですが、そこは期待通りでした(笑)
ただ、私は口説く歌の途中までザック・エフロンザック・エフロンであることに気が付かなかったという…年月の経過に脳が付いて行かなかったんだよー。
私の中のザック・エフロンは「ヘアスプレー」なんですよね。「ヘアスプレー」は大好きで、5~6回は映画館に通いました。本当に好き。

 

好きなシーン&曲は、そのザック・エフロンが口説かれるところ。
好きな曲はザック・エフロンゼンデイヤのデュエット曲ですね。二人のかすれ気味の声がたまらなくセクシーなのです。
リンドの曲はすごかったけど、そんなに好きでもなかった。それよりもリンドの歌が歌唱吹き替えであったことの方が驚き。
確かにリンドは「歌」として独立してるから、台詞の途中から歌が始まるみたいな形式だと感じる違和感がないのは当然かもしれないけれど。

まぁ、全体的にバーナム氏はペテン師で詐欺師でハッタリ屋なので眉を顰めたいシーンもたくさん。
あの人によくあのいい人な妻とかわいい娘たちができたもんだよ。娘たちは天使。


本当にがっかりしたのは、リンドに触れて「本物」として惚れ込んでしまったところ。
バーナムの公演は、世間の評論家的に「まがい物」なのかもしれないけれど、中の人たちは確かに「本物」で、楽しんでる人たちの楽しみも「本物」じゃないか。それを理解していると思ってたのに、バーナムの「本物」の物差しが、ごく普通で画一的なものであったことが心底がっかりで。結局はブルジョアに憧れる庶民でしかなかったんだなぁって思っちゃって、そこで一気に冷めちゃったんですよね。
リンドへの「本物を見せたい」という口説き文句は方便だったと思いますが、それが本人の声を聴いて本心になってしまうという。わかりやすい演出だったけれど、うーん。
リンドの生まれつき恵まれたものにはわからないって考え方はすごくよくわかるんだけど(そこには、蔑まれることへの敏感さと恨みの深さという意味と、典型的成功を手に入れる事への渇望という意味があるのかなと)もう少しなんかヒネクレた考え方であってほしかったんですよバーナム氏には。

 

そこらへんザックの役の方が劇団を大切にしている。
最初はバーナムと関わるのを嫌がってたけど、差別意識じゃなくて、上流でいる事を選択していただけだし、デキた男だよ。
まぁ、アンの手を放したのはあり得ないけど。根性なし!なのに許される。とてもじゃないけどもっと悶着する場面だと思うのだよ。あれはアンに「仕方ない」ってあきらめの気持ちがあるんだろうけれど、その根底にある自虐的な考えと心の傷を癒すというステップが足りなかった気がする。愛だの恋だのだけで。

 

評論家氏だって、劇団の価値をきちんと見極めていたのになぁ。

バーナム氏の人タラシ感溢れるシーンだったわあそこ…

 

そして、リンドに迫られてから途端に冷静になっちゃうバーナム氏(笑)
そこで踏みとどまるんだ!?と逆の衝撃(笑)
そりゃリンドさん怒っちゃうよー。でも、プライドのある職業歌手なのであれば、あんな復讐はせずにきちんと勤めあげて欲しかった。そこはリンドさんにがっかり中のがっかり。
リンドの公演は、大半のブルジョアにとってはただの格付けの道具なのかもしれないけれど(心底歌を聴いているわけではなく、行ったことがステイタス、という世界もあると思うので)、それでも心底聞きたいと思ってる人もいるはず。
立ち見があるってことは上流階級以外も入れる公演なんじゃないかなぁ。そういう人のためにも、予定されていた公演はきちんとして欲しかった。
と思ったけど、史実的にはバーナムと離別の後も個人でツアーしてるのね。映画の印象では公演キャンセルって感じに見えたけど。

で、バーナム氏は最初は「金のため」にリンドに近づき、結局は「リンドの才能」に純粋に惚れたって解釈なんですけれど、でもやっぱり「金のため」っていう面もありそうで悩ましい(笑)

 

舞台背景が最初わかってなくて、女王に謁見っていうからここイギリスなの?と途中で戸惑い、アンは綺麗な女子だしあんなに素晴らしい技術持ちなのになんで「みんなに好かれるかな」って不安になっちゃうのあの兄妹は???って思ったんですけれど、途中でアメリカなのか!と納得。いや、イギリスであってもあんな時代は差別すごかっただろうけれど。アンちゃんかわいいし何が問題なのかしばらくわからなかったのでした…。
リンカーンの時代あたりなので、モロに奴隷解放でもめてる時期ですね。
あと、兄妹のビジュアルが違いすぎるので、義兄弟みたいな関係なのかなと思ったのですがどうなんでしょう?

 

ウィキに、評論家の評価が分かれてるって書いてあって、それはものすごい納得(笑)
ヒューのPV映画って感想を読んでも納得するし、徹底したエンタメとしては面白いけど、ストーリーを求めるならうーんだし、評論家気取りで言うなら深みがどうのとかそういう感じ?
でも、迫力とかはすごいから、IMAXとかで大音響大画面でドーンって観たら最高に盛り上がるのでは。

ということでハマらなかったけれど楽しい映画でした!


ちなみに泣きましたが、それは冒頭10分くらいのことでした(笑)

 

追記

チャリティのパッパは、娘を無理やり結婚させることもなく縛り付けることなく家から出し、出戻ってきたチャリティと娘たちを受け入れ、そして迎えに来たバーナムに扉を開けてあげるという、ものすごいデキたパパだと思います。
敷地に入れないって選択肢だってあったと思うの。

 

『羅生ノ鬼』のキャラクターについて語りたい日

まだ上演中ですが、風ノ環~かぜのわ~ 第3回公演『羅生ノ鬼 ~地に咲くは、かくも美しき桃の花~』という舞台を見てきまして。
もう、本当に好きだったので、自分でもドン引きするんですけれど名前あり全キャラクターについて語ってしまうの会。
しかも、まだ一回しか見てない。脚本もまだ読んでないので事実誤認とかはたくさんありますが、私の心の中で消化した物語なのでいいんです。
あと、私は役と役者の区別つかない星人なので、いろいろごっちゃになってる部分があります。
キャラクターを語ってる所と役者さんを語っている部分がナチュラルに混在しているはず。舞台と現実の区別付かない野郎なのであしからず。
ネタバレ有です。2回目3回目を見たときにはまた感想が変わると思うので、今のうちに書いておきたい。


桃じぃ
あの単純快活だったイサセリが思慮深い老人になるまでの何十年を思うと切なくて切なくて、長文を書くと泣いてしまうので書くのつらい…
すべてを失って、何を思う年月だったのか。
タケルに再開した時にその結末を決意したとはいえ、それからも懐かしい愛しい人たちとたくさん再会して触れ合って、その挙げ句が「自らの手で」彼らを送る運命というのをどう思ったのか。
それが彼らへの救いであるとはいえ、ある意味で誉なこととはいえ、なぜ老い先短い今それを課せられるのかと思わなかったわけはないでしょう。
それとも、せめて自分の手でと思ったのか。
きっと色々な思いがあの瞬間にあったんだと感じたのでした。
奪われるのでも、零れ落ちるのでもなく、自分の手で能動的に行わなくてはいけないのは、同じ失うでも全然違うよね。


鬼ばぁ
すごく優しくて強くてあたたかい。
老いた自分が温羅にわかってもらえなくても、それを嘆くよりも遥かに前向きで、そこがすごくかっこいい!
自分だって辛い、というか倒れてる間にすべてが終わってしまってわけがわからないだろうに、桃の里の人々を率いて生きてきたという生きざまが納得の強さをもちつつ、かわいいおばあちゃんが共存するすごい人。


イサセリ
あほなの?バカなの?って言いたくなるくらいの脳筋印象からのスタートでした笑
でも、実際は自分の能力を正しく認識して、人を頼る事に躊躇いのない器のでっかい人。
そして、「がまんならん!」と叫ぶ所がもう胸がぐわって熱くなりました。鬼の彼らに酷い運命を強いているのは自分の父母の問題だからね…
あと、わからない事はわからないと言えるのも凄い。
最初の羅生門ですべてを失った彼がどんな顔をしていたのか、見たくないけれどすごく見たくもあるなぁ。
どんな逆境も笑って前を見ているような人が、どんな顔で絶望するのか…(悪趣味…)
基本あきらめない人だけれど、やはりあきらめたりもしたんだろうか。
神なのに老いるという自分の特殊性を考えたことは絶対あると思うので、そこを経てのあの性格なのかなと思うとそれも切なくなってくる。
イサセリはリア恋枠ですわ…すき…


温羅

もう、めっちゃかっこいい。
既婚者かよ!ってがっかりするレベル笑
個人的には惑う人迷う人というのはとても好きで、それが人間味(鬼味…)になると思ってるんですよね。温羅はものすごく迷い、揺れていて、それでも里の長として生きていかなくてはいけなくて、その苦悩がすごい色っぽいし、助けてあげたくなる。
正直、1回見た今の段階で一番行動に矛盾を感じるのが温羅なのですが、そのくらい彼が迷って行動しているのではないかと今は解釈しています。
次見たらいろいろ違うかもしれないけれど。
阿曽の件で亡骸に会うこともなく暴走したのはいかがなものかと思うのだが!が!!!彼の絶望を想うと仕方ない事なのかな。

門を封じるための行動とかも、今思い返すとわからなくなってる部分あるので、次に見る時まで保留!
剣技はとにかくかっこいい!


ワカタケ
理知的な弟君。
冷静に考えて自らを犠牲にすることも厭わないし、その時に対抗手段を講じる知性と実行力の人。
それでいて、神ならざる存在と疑われているイサセリを兄と慕い立てている、なんていい子なんだろう!!!!
もしかしたら、仮の姿で力をもって兄を守るというのは、ワカタケにとって「自らの姿ではできないこと」で、すごくうれしかったのかもなぁ。
もしもお兄ちゃん大好きになったのが後天的なものであるならば、きっかけが知りたい感じです。


トメタマ
イサセリの言葉で自由に生きる事に目覚めただけあって、主従関係とはいえ盲目的な部下って感じじゃないんですよね。そこがすごく素敵。
自由に生きる事に目覚めたから、自由にイサセリのそばにいる。そしてそれをかなえる能力を持っている素敵な人だ。
トメタマモリヒコタケルは立場的にはきっと同格なんでしょうけれど、それでもやっぱりトメタマが一番お兄さん格って感じで、あそこを良く繋いでいるんだろうなと感じました。
あそこ年齢差ありそうだけど、それでも兄さん格だけれど同格としてちゃんと3人が立っているっていう関係性がかっこいいです。
タケルを「仔犬」って呼ぶのホント好き。モリヒコの事も「小猿」って呼んでほしい笑


モリヒコ
格闘系のアクションかっこいい!
あと、舞台中もなんとなく感じていたのですがパンフを読んでワカタケとの関係性に納得。
なんとなくモリヒコはワカタケの事を気にかけてるなって思ってたんですよね。
隠密的な所がもっと見たかったけれど、かっこいいアクションと、「これ絶対アドリブやん」っていうせりふ回しが超大好きでした。
カテコでも「モリヒコの台詞がどこまで台本通りか確認してください」って台本の売り込みの時に言われたし。
モリヒコに関してはモリヒコを語っているのか中の人を語っているのか、ことさら区分けが付きません笑


タケル
かわいい仔犬!ボーイッシュ女の子。
一番イサセリへの忠誠が盲目に見えるけれど、それでももしもイサセリが間違ったら止められる子だと思います。そういうタイプの忠犬。
タケルのイサセリへの思いはやっぱり主従関係があるので、憧れがとても大きいっていう感じだと思いたいなぁ。恋だとしても成立してほしくないんですよね。どちらかといえば、恋は翠峰と育んでほしかった。
微笑んだ時のやり取りがとても良くて…。
体長3人だって仲良しだと思うけれど、やっぱりそういう顔をさせられるのは翠峰みたいな関係性で、恋はそういう人とがいいなと。
もしあのままあそこの生活が長く続くのであればくっついてほしかったし、たとえ翠峰と恋人になってもそれでもタケルの命を捧げる人はイサセリだし、そんなタケルを翠峰は受け入れて(というか、翠峰だって守るものは他にあるので、お互いに)っていう切なさもいいよなって。


阿曽
鬼ばぁになるんだなこの人。って完全に思える。若いのに包容力の塊です。
温羅の苦悩にずっとよりそってきてくれた人なんだろうなぁ。嫉妬しちゃう笑

かわいらしくて、タケルから笑顔を引き出したのは本当にGJです。
まだ若い頃は包容力はすごかったけれど、里の人を率いて云々って感じまではいかなかったけれど、あそこからどれほど苦労したのか。
目が醒めたら里は崩壊状態だったのでは。
でも、きちんと現状を正しく把握できているからこそ、間違えてイサセリを恨むような事にはならなかったって事ですよね(誤解する道もないわけではないと思う。あの状況は)。
きっと素敵なお子さんを育てたんだろうなぁ。


寒山
愛の人。哀の人。めちゃ好き。
守ってあげたいし、逆にぶん殴って目を覚まさせたいし、なんなら「あの人の事どんなに想っても、あなたの想いは実らないのよ!」って泣きながら縋り付きたい笑
私も岩長姫好きだから、寒山も岩長姫も大好きなこじらせ系女子で夢女子やりたい笑
まぁ、寒山は姫とどうこうなんて思ってないと思いますけれど。こう、ひまわりが太陽を向くような、敬愛や尊敬を凝縮したような愛なんだと思いたい。
反面どろどろした情欲を持っているのも萌えるけど!
彼のやりたかった事も理解できるし、自分があの立場だったらそうしたいとも思うかもしれない。

ワカタケと最初に邂逅した時に変な間があったのは「これは贄になる」と思ってしまったからなのかな。その前から蛇の干渉はあったんだろうから、喉から手が出るほどに欲した贄だし。
あ、贄がほしいから嘘の情報を流したのか。今気が付いたわ笑
イサセリ並に「罠でおびき寄せられていた」事をすっかりこんと忘れてた笑
彼の最期はあれで幸せだったんでしょう。もしかしたら、神の剣で浄化されたものたちと、それ以外の手法で滅せられたものたちは行く先が違ったりするのかな。
違わないでほしいな。
先の世界で、また敬愛する岩長姫の魂のおそばにいられるといいんだけれど。


翠峰
かわいい!弓の名手だけれど、きっと歳若の少年ですね。
お姉さんが大好きなわけですが、そのお姉さんの苦悩に気が付けなかった事をきっと辛く思うんだろうな。
いつまでもタケルのそばにいて、タケルの事笑わせてあげて欲しかったなぁ。
この子は「まだ若いからこそ真実を見ているし真実を恐れない」って印象あります。なんでだろうな。


鬼切丸
殺陣がすごい!かっこいい!
そして、目しか見えないのにしゃべらないのにものすごい多弁。多弁に感じるその雰囲気がすごい!
そしてかっこいい!
パンフでものすごいネタバレ大公開だった笑
私は魂や意識が弟君だったとしても、実際に生活していた肉体にも意識の残滓はあると思っているので、そういう意味で『鬼切丸』を送れなかったのは少しさみしいきもちでした。


根の国の女王
貫録と声が凄い。すごい存在感。
ラスト「え、それでいいの!?」という気持ちでポカーンでした笑
恨み続けるパワーはすごいんだけれど、神の御心はわかりません…


蛇姫
最期の最期まで悪役だった唯一の人。美しい女幹部。
最初出てきたとき「雰囲気ある人だなぁ」って思ったのですが、出てくるたびに「すごくない?」「え、なんかすごくない???」「とんでもなくない?????」と目が離せない。
笑い方が本当に素敵だし、人々を言葉巧みに懐柔していくのがすごくて「私も騙されたい!!!」ってなりました。
しかし、使えていた根の国の女王が、いとしい人が出てきた途端にコロっと気持ち折れちゃったわけですが、その時蛇さまが生きてたらどんな顔をするのかな。
なんでやねーん!って気持ちになりそうなんだけれど。
蛇さまは蛇さまで、我が王の望みであるのと同時に本人の希望もあってああいう立ち振る舞いだったのかしら。

自分の目的のための錦の御旗だったのなら、それはそれで良いなぁ。


木花咲弥姫
身体は弱いっぽいけど、最強の姫。みんなを守る心の支え。すごく強い人。
彼女の会いたかった「あの子」はイサセリですよねぇ。話の流れからすると子供なのかなと思うのですが、吉備津彦命が咲弥の子っていうのは何か元ネタがあるのでしょうか。
神話的には姉妹はイザナギイザナミの孫だし、イサセリとワカタケはもっと下の代だからそこらへんはアレンジがあるということなのでしょうか。
イサセリが桃姫にとってとても大切なつながりを感じる存在だっていうだけで十分なのかな。
桃姫は、自然に還ったって事になるのかな。


岩長姫
もうねー。好き!声がとにかく素敵で、この声で「寒山」って呼びかけられるとこっちがドキドキすんねん!!!ってなる笑
お姉さんだけれど、妹がいないと生きていけない系姉なので、こう、守ってあげたいよね…本人は「守る立場」だと自分を律してるのがこうさ…守ってあげたいよね…
寒山がああいう風になってしまうのもわかるんだよね。あの強い人が折れる前に守ってあげたいってなるよね。
もーさー。好き。
仲良し姉妹だって設定知らなかったので、最初の登場の時は「まさか敵対するのでは」ってドキドキしましたが、思いの他仲良しというか依存系姉でわたくし大変おいしゅうございました。
この姉妹は仲悪く書かれがちだけど、仲良しなのがいいんだよー。萌えるんじゃー。


中の国の王
めちゃくちゃ貫録のあるロマンスグレー!かっこいい!
でも中の国の王の最低だった部分がすべての元凶なのよね笑
そもそもの黄泉比良坂の物語のイザナギがアレなのですが、この良い声の根の国の女王と中の国の王で実写化されるとなんか「仕方ないかも?」って思える説得力が。しかも狂言回しは姉妹だし。
お前のせいで!お前のせいで!!!とマウント取りたい相手ですが、最後にすべてを認め反省して(でもえらそう)コトを収めていったので、見直すような気持にはなりました。
それ50年前にもできたんじゃない?とも思うけれど。神の御心はわかりません…


お岩
最初は正直うっとおしいなーって好きじゃなかったんですよね。
お節介で察しが悪くて話の腰を折る、近所のでしゃばりおばさんみたいに感じて。
それが、一人で残るように言われてからの、家に帰って待ってる、みんな帰っておいでって件で一気に大好きに。その前半のうざいなーって部分があってこそ、お岩の言葉に嘘がない事が実感できたのかなと思ったんですよね。
桃じぃと鬼ばぁが帰ってきたのを見たときの一瞬の間が、みんながいない事をなにかさとったのかな、それでもおかえりって言えて良かったなって思って、そこでまた号泣でした。
みんなを救ったのは桃じぃのひと振りだったけれど、最後お岩が二人を受け止めて、そこでみんなの魂が本当に救われたんじゃないかと思ったのでした。


白峰
苦悩するお姉さん。
みんなを幸せにしたいって気持ちが暴走してしまった…。たぶん弟は歳が離れているんだろうと思うのですが、その年の離れた幼い弟を守りたいって気持ちが大きかったんでしょうね。
脚本の方が演じていらっしゃる(と思う)関係だと思うのですが、あえて強い印象を残し過ぎないキャラクターになっているような気がしています。
弟に討たれることになりましたが、寒山と同様によそに行くのではなく、ちゃんとみんなと会えるといいなぁ。
 

 

 

 

以上!なんか書いてるうちにわけわかんなくなってきた!

桃ジィとお岩の項目は書いてるだけで泣いてしまったよー笑

轟DASHERS『リセット』が面白かった話

唐突に舞台の話です。
情熱のままに綴る舞台の感想です。

轟DASHERSの『リセット』を観に行きました。
11/28のマチネ。

正直日替わりゲスト目当てだったのですが、これ本当に素晴らしい舞台で。

 

全く予備知識なしで行っちゃったんですよね。

轟DASHERSのメンバー4人がまず素敵。前説からわかってしまう、「この人たち絶対面白い」感。
「殺陣があるから前列の人は気を付けて」
殺陣がある!?!?!?!?
って思ったんですけれど、30-DELUXの弟分って立ち位置なら予想してしかるべきだったのような。
ちなみに30-DELUXもいくつか見ているはずなので(正確に言えるのは『デスティニー』だけですが、その後「このひとたち素敵!」ってなっていくつか行ったような…)轟DASHERSのメンバーもそこはかとなく見ているのではないか疑惑。

いやー、ほんとみなさん役者さんって凄いって感じで。声もすごい、動きとか間もすごい、面白いし引き込まれるし。
谷口敏也さん、大山将司さん、枝尚紀さん、中村悠希さん。素敵でした!!!覚えます!!!

 

特に大山さんのアクロバットには目を奪われたのですよね。
クロバット好きなんですよ。好きなジャニーズはA.B.C-ZとSnowManなんですよ(アクロバットを売りにしてるのですよ笑)
大山さんはお顔も好みだったので結構早いうちに目が追いましたね笑
大山さんの次の舞台は30-DELUXの宇宙six関係の舞台らしく、もうジャニーズを離れて2年くらい経っちゃった私にチケットを確保することができるとは思えないのですよ…or2

 

轟DASHERSのメンバー外からはゲストでお二人参加されてて。


天使役山田拓未さん
私カーテンコールまで気が付きませんでした。タクミさんやん…私が唯一ユニバで見た西のレジェンドルフィさんだとは全く気が付かずでしたよ笑

当たり前ですけど、ルフィの時とは全然違って…
演技も素敵だし、最後のおまけコーナーのダンスも素敵でかっこよかった!!


悪魔役前田慎治さん
渋くてかっこいい、そして殺陣がすごい!
殺陣のお教室やってらしてるんでしょうか、最後のご挨拶タイムに子供とお話しされててそれがまたかっこよかった。

 

劇中天使と悪魔の関係というかキャラクターが面白くて。
天使は妙に無邪気で面白がりな割に冷酷というか冷たい。悪魔はまじめでルールに従順で何気に優しい。
劇中、天使は厳しく正し悪魔は優しく誘惑するみたいな件があって、ああなるほどだからこのキャラクター設定なのかとなりました。
昔、メガテンの設定本で、金子一馬さんだと思うんですけれど、天使を善を盲目的に執行するシステムみたいな表現をしていた記憶があります(かなりうろ覚えなので正確ではないです)
自分の中にある天使のイメージはまさにそれなので、厳しい天使というのはすごく胸に落ちました。
優しい悪魔は、優しくてまじめなんですけれど、それに前田さんの何とも言い難い色気が加わって、もう「悪魔ぁ!堕落させてぇ!!」って感じでした笑

 

ここから少しの間は妄想爆発なんですけど。

天使も悪魔も「今回その役目を担った」というだけで、生来の天使、生来の悪魔ってものではないのかも?本質的な核があって、それに「今の役割(天使or悪魔)の性格」が乗せられるイメージ。

もしかしたら別の担当の時には天使と悪魔が入れ替わる事もあるのかも?それはそれで魅力的だわ。

ただ、「今回の組のために産み出された存在」かもなー。

などと、全く劇中で語られない設定を妄想するひと。

真面目で厳しい天使な前田さんと、面白がりで優しい悪魔なたくみさんを脳内創造したらそちらにも

萌えただけやねん…。

 

お目当てだった日替わりゲストの三宅潤くん。
舞台巧者揃いの中で初めてのストレートプレイ、本当に大変だったんだろうなぁと勝手にハラハラしてました笑
最後にお話しした時にも少し悔しそうでしたけれど、難しいって言いながらあそこまで堂々としてしかもアドリブらしきものまでぶっこめるの(一回しか見てないからアドリブかどうか判定できませんのです)すごいと思うんですよ笑
この舞台でこの素晴らしい皆さんと共演したことが彼の飛躍の糧になると信じてます!!

 

役者さんの話しかしてませんけれど、もちろん脚本がまたよかったのです。
どんなに役者さんが好きでも脚本が合わないと見てられない性格ですのですよ(==)
設定がとてもとても私好み。
シリアスでありつつアドリブパートも確保されて面白い。
多少の話の突っ込みどころも、それもまた魅力みたいな感じになってて、ほんと魅力的な舞台でした。

 

見たのが東京千秋楽のマチネで、さすがにソワレは予定あるし満席っぽかったから追加できなかったんですよね。
これまだ日程あるってなったら繰り返し見ちゃう舞台です。
もー、泣いて笑って泣いて笑って泣いて、大変。

小劇場には本当に魅力がいっぱい詰まってます!

ネタバレ有】ドラクエ11日記 そのさん 過酷な過去

過去のいろいろがわかった今思うこと。

 

ドラクエ11は主人公だけじゃなくて、過去の人にもひどかった。

セニカ様の末路は悲しすぎるよ。

というか、以前には番人いなかったんだよね?

セニカ様が、歴史改変を望まない番人(または、セニカには無理と番人が止めて戦闘になった)を殺してたとか、その戦いでセニカも瀕死だった、とかなら変わりとして任じられるのもわかるんだけど、なぜセニカ様が番人になったんだろう。そして何故セニカ様は瀕死だったのだろう?

謎です。

 

ともかく、セニカ様切ない。

 

セーニャが歌うラムダの歌も、クエストで調べた恋人の歌もどう考えても悲恋をうたっているので、ローシュとセニカ様は切ない死別したんだとは思っていたんだけれど。

あの世で会うこともかなわずセニカ様の魂は塔に囚われて・・・酷すぎでしょ。

 

でも、セニカ様は時間を戻してどいうい対応をしたんだろうか。

突然ウラノスを殺すか、ローシュをかばって自分が死ぬ未来しか見えない・・・結局それは悲劇の繰り返しだし。

 

ところでセニカ様とローシュって本当に恋人同士だったのかな?

セニカ様の片思い説もあるのではなどと思ったり。

ローシュは主人公の前身なだけあって、彼の意志とかわかりづらいんですよね。

 

ローシュ→主人公、セニカ→双賢の姉妹って生まれ変わりなんですかね?

生まれかわりだと、番人セニカがセニカの魂まで失った感じしちゃって悲しいので(実際番人セニカは記憶がほぼなくなってるし)、素養のある器を持った魂ってだけで生まれ変わりだとは思いたくないんだよなぁ。

 

この日記は11月中旬に書きました。

それからほぼ進んでません( ;∀;)